ここ2ヶ月の間、ドイツ大使館に提出する書類作りに奮闘していました。
面倒くさ~い役所の書類作り
スケジュール作製
必要なものを取り寄せるための手配と準備
日本語から英文または独文への変換
等々…
どれも全く得意ではない分野です。
できればあまりやりたくないものなので、避けて通りたい。
と言うのも、ドイツでは、この手のことは、いつもスムーズに進まず、
泣き寝入りする体験ばかりが記憶として残っているせいか
まず、やる前から気が重くなっちゃうんですよ。
だけど、今回は少し違ってました。
それをやることが私自身のことではなかったので
その人の役に立ちたかったんです。
おかげで私なりにずいぶん、楽しみながら取り組むことができたのは
幸いでした。
そして、昨日は書類提出の予約日だったので、準備万端、
当たって砕けろ気分で窓口へ出向き、
あ~でもない、こ~でもない、と予想通りの展開に
何故か、とっても落ち着いている私を感じて
案外、今までの経験が、生かされているのかも知れないなぁ~
と自分自身を頼もしく思っていました。
結果、
私が準備したものの他に必要な書類ができたので
審査は見送りに。
しかも、その必要な書類は、私には準備不可能なものなので
他へ託しました。
どんな結果になるのか、今は全く予想がつきません。
でも、なんだか、やり切った感満載なので、気分が良いんです。
無責任でしょうか。
私の手に抱えていたものは、全て差し出したので
もう手の内には何も残っていない。
その望みが実現するか、しないかという結果に不安はなく
むしろ、微かな興奮だけを感じています。
きっと、思考だけでは、押しつぶされていたことでしょう。
とりあえず、挑戦してみる=「やる」ことの大事さ。
同時に
「やる」とその先に「やること」が見えてきて、
「やれる」ことにも気が付きました。
私は今、丁寧に「やれる」自分を思い出しています。
それは、結果に左右されることなく、
今を楽しむ自分に気づいていることです。
面倒くさ~い、と嘆く自分を一旦、引き受けることで
苦痛だったことも、楽しみに変えるチャンスが生まれるようです。
やる → やることが見える → やれる
これは自分に自信をつける法則かも知れませんねぇ。